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ハワイ・ワードビレッジの最新コンドミニアムを一挙ご紹介!プロジェクトの全貌も

ハワイ・ワードビレッジの最新コンドミニアムを一挙ご紹介!プロジェクトの全貌も

ハワイで不動産購入を検討した時、一度は「ワードビレッジ」という名前を聞くことがあるかと思います。

「名前を聞いたことはあるけど、結局ワードビレッジとは何?」と疑問に思っている方のために、今回は今ハワイで注目を集める再開発プロジェクト「ワードビレッジ」について、ハワイ不動産業界歴16年以上の弊社編集部が全貌をご紹介します。

ハワイの最新コンドミニアムが揃うワードビレッジとは?


ワードビレッジ建設許可済みコンドミニアム含む完成予想図

 

Ward Village(ワードビレッジ)とは、オアフ島ホノルル市内、カカアコと呼ばれる地区で現在進行中の再開発プロジェクトの名前です。

地図上、東のアラモアナ地区、西のダウンタウン地区に挟まれたかつての倉庫街エリアをカカアコ地区といいます。このカカアコの中でも東側、アラモアナ地区と隣接する約60エーカー(東京ドーム5.5個分)の土地を利用して都市開発が行われており、そのプロジェクトがワードビレッジです。

開発はアメリカ本土で数々の都市開発を行ってきた大手ハワード・ヒューズが手がけており、2010年から開発がスタートしています。

再開発プロジェクト「ワードビレッジ」の概要


アメリカ本土大手のハワードヒューズは、今回の都市開発においてハワイの文化と自然の調和を目指し、環境にも配慮した街作りを目指しています。

ハワイにおいて通常の再開発プロジェクトは、特定の土地に1つのみのコンドミニアムを建設することが主流です。ですが、ワードビレッジは1つだけでなく複数のコンドミニアムを建設し、商業施設はもちろん、公園や道路まで計画を立てて建設を進めており、まさに「街作り」をしています

現在のプランでは、全部で14棟のコンドミニアムが建設される予定で、6棟目まで竣工済み11棟目まで建設許可を取得しています。

 

ワードビレッジでは道路の改装工事も進んでいる

 

ワードビレッジを手がけるハワードヒューズとは?

ワードビレッジを手掛けているのは、The Howard Hughes Corporationsです。ロックフェラーと並びアメリカを代表する富豪、ハワード・ヒューズが行っていた不動産投資会社がもとになっており、アメリカ18州において都市開発を行ってきた実績があります。

 

ハワードヒューズの公式ウェブサイト

ワードビレッジのコンセプト

先述の通り、ワードビレッジはただコンドミニアム1棟を新しく建てるだけのプロジェクトではありません。ハワイで生活する基盤となるすべてをこのプロジェクトの中で揃えようとしています。人々が住み、働き、買い物をし、交流し、遊び、楽しむことができるコミュニティをコンセプトとしています。コンドミニアムはもちろん、お店やレストランなどの商業施設、エンターテイメントを楽しむための映画館、公園など、街全体の設計をしており、生活がこの中で完結できるようになっています。

 

ワードビレッジは緑あふれる街づくりを計画

 

再開発プロジェクト発足までの道のり

1. ワードビレッジの名前の由来

ワードビレッジ発足の道のりをお話する前に、まずは名前にある「ワード」について触れておきます。

「ワードビレッジ」の「ワード」という言葉、これはかつてこのワードビレッジの土地を保有していたビクトリア・ワードというハワイアンの女性の名前からきています。

 

カカアコの発展を支えたビクトリア・ワード

 

ビクトリア・ワードは、芸術や音楽、言語といったハワイ文化を後世に継承した女性です。

1846年に生まれた彼女は1880年代に夫であるカーティス・ペリー・ワードと共にサウスキング通り沿いのトーマス・スクエアから海に渡って湿地であった土地を購入し、自給自足が出来るように農場や放牧地を作り上げました。その農場などから事業を発足させ、この土地の管理や事業の管理のために、娘7人とともにビクトリア・ワード社を設立しました。その後、ハワイ州政府と共に現地のビジネスや人々の交流を応援・促進するために広大な土地を開発してきました。

ハワイを愛し、ハワイの発展のために尽くしてきたビクトリア・ワードに敬意を表し、「ワードビレッジ」という名前がつけられています。

2. 175年以上の歴史があるカカアコ

かつてのカカアコを知ることができる写真

 

ビクトリア・ワードがカカアコに広大な土地を購入したのが1880年代で、そこからカカアコの歴史が始まります。

最初は農業や放牧地といった第一次産業の土地でしたが、その後当時の領土政府と共に開発が進みます。現在はヨットハーバーとしてワードビレッジの前に広がるケワロハーバーですが、最初は漁港として1910年代に整備されました。

 

ケワロ湾のかつての漁港写真

 

漁港が出来たことで1920年代には民間企業が操業を開始していき、1950年代には大規模な倉庫やビジネスの拠点となりました。

同時期にホノルル市が山側の土地を購入、現在のニール・S・ブレイズデル・センターが建設され、ビジネスだけでなくエンターテイメントを楽しむ場所に発展します。

 

今もコンサート会場として有名なブライズデルセンター

 

1970年代にはカピオラニ通りから海側はホノルル中心地における一大倉庫街にまで発展しました。同時に、都市中心部の計画的な住宅・商業開発を促進するため、州議会によりホノルル地域開発協会(HCDA)が設立されます。ここからワードビレッジの再開発プロジェクトが検討されていきます。

3. 2010年から開発がスタート

ワードビレッジの再開発プロジェクトは、2009年にマスタープランがHCDAによって承認され、開発の下地が整いました。このマスタープランは、ハワイ文化に精通する研究者や政府などと協議を重ねて完成しました。プロジェクトスタートに合わせ、ビクトリア・ワード社はハワードヒューズコーポレーションに譲渡され、2010年から開発が本格的に始動となります。

 

ワードビレッジ・マスタープランの当初のイメージイラスト

 

再開発プロジェクトというと、最新技術を使った近未来的な街づくりを連想しますが、ワードビレッジは一線を画しています。持続可能な資源利用などの最新技術を取り入れたプロジェクトではありますが、ハワイの文化や歴史をプロジェクトに反映させるという、他にない特色があります。ハワイの文化に敬意を表し、ワードビレッジのコンドミニアムにはそれぞれハワイ語の名前がつけられ、建物自体もハワイの文化から着想を得てデザインされています。

ワードビレッジの開発は現在も進行中で、カカアコは今まさに変貌をとげようとしている最中です。

 

洗練された印象を持つワードビレッジ内の街角

コンドミニアムの区分

さて、ここまでカカアコの歴史とワードビレッジプロジェクト発足について振り返ってきました。ここからは、ワードビレッジの開発プロジェクトそのものについて触れていきます。

ワードビレッジは、2010年から開発が本格的にスタートしていますが、2030年頃に完成予定となっています。その頃には全部で14棟の高層コンドミニアムが立ち並び、商業施設や公園、道路も生まれ変わっていることでしょう。

 

ワードビレッジ完成予想図とブロック分け

 

ワードビレッジは海沿いに横長の土地で開発されています。海岸線に並行するように3つの道路が開発区域内を走っており、海に面するアラモアナ通り沿いのブロックを1列目とし、2列目のアウアヒ通り沿いのブロック、そしてハレカウウィラ通り沿いの3列目のブロックという形で分けられています。この1列目、2列目、3列目のブロックという概念は、そのままコンドミニアムのラグジュアリー度の違いにもなっています

 

1列目のブロックは、目の前に遮るものがない完全なオーシャンビューが望める物件となるため、1番ラグジュアリー度が高く、その分お値段も高くなります。そこから2列目・3列目とラグジュアリー度が下がって比較的リーズナブルなお値段となります。

2023年8月現在、1列目ブロックの竣工済みコンドミニアムはワイエアのみです。ワイエアは他記事でもご紹介した通り、ホノルルを代表する高級コンドミニアムの1つとして名高いです。

 

ハワイを代表する高級コンドミニアムについてはこちら▼

【2023年版】ハワイ高級コンドミニアムおすすめランキングベスト5を徹底比較

 

その並びに建設中のビクトリア・プレイス、これから建設が始まるカラエ、そして年内に正式な詳細発表を控えている最新のラウニウが並びます。

 

ラウニウの最新情報はこちらの記事へ▼

【2023年最新】ハワイ新コンドミニアム「Launiu(ラウニウ)」の最新情報 ※随時更新

 

ワイエア以外の物件はまだ竣工していないですが注目度が高く、直近で先行販売が行われたカラエは、先行販売開始1週間も断たずに全体の50%が売り切れるという人気でした。まだ正式な建設許可は降りていないようですが、アラモアナ地区側の1列目に、未発表残り3棟のうち2棟が建設が予定となっています。

 

2列目は竣工済みのアナハコウラ、これから建設予定のザ・パークです。

 

3列目は竣工済みのアエオアアリイで、まだ未発表の3棟のうち1棟が建設予定です。この未発表の1棟はマハナMahanaという名前のようで、現在建設中のホノルルモノレール計画スカイラインの駅予定地と隣接するコンドミニアムとなります。

 

なお、アラモアナ通りに垂直に交わるワード通りの西側には、竣工済みのケ・キロハナ建設予定のウラナの2つのコンドミニアムがあります。この2棟はアフォーダブル・ハウジングといってハワイ在住者向けの住宅購入プログラムのための物件です。

ハワイを代表する再開発プロジェクト「ワードビレッジ」の特徴


ここまでお読みいただければ、ワードビレッジが大型の街づくりということをお知りいただけたと思います。ここからはさらに一歩踏み込んだワードビレッジの特徴をご紹介します。

1. 眺望を損なわない配慮

通常、ある土地に1つのコンドミニアム単位で再開発が行われます。そのため、近くで他のプロジェクトが発足した場合、新しいビルが建ったせいでせっかくのお部屋からの眺望がなくなってしまう可能性があります。特にハワイの場合、海が見えるオーシャンビューの価値が高いため、建物と海の間に他のコンドミニアムが立つ可能性はないか、というのは重要となってきます。

ワードビレッジの場合、海側にはアラモアナビーチパークという公共の土地となっているため、ここに高層ビルが建てられる可能性はかなり低く、1列目のコンドミニアムに関しては、今後も今と同オーシャンビューの眺望を楽しむことができそうです。また、ダウンタウン側の海側はケワロ湾というヨットハーバーで、こちらは現在ワードビレッジが管理を行っていることもあり、ケワロ湾の眺望も大きく変わる可能性は低いです。

 

建設中のビクトリアプレイスからのオーシャンビュー予想図

 

海沿い最前列のコンドミニアムの眺望はもちろんのこと、ワードビレッジの場合、2列目・3列目のコンドミニアムも眺望に配慮されて作られています。ワードビレッジ内のコンドミニアムは、1列目・2列目・3列目と海に対して左右にずれるよう設計されているため、それぞれのコンドミニアムで海を望むお部屋ができるよう配慮されているのです。

 

2列目のアアリイのお部屋からのパーシャルオーシャンビュー

 

単発での再開発プロジェクトではこのような配慮は不可能なため、大型な街づくりとなっているワードビレッジの特徴と言えます。

2. コンドミニアムだけではないセキュリティ

ハワイのコンドミニアムでは、鍵がないと建物に入れなくしたり、ロビーに警備員(セキュリティ)を配置したりして安全性を確保しています。しかし、このセキュリティはあくまでコンドミニアムの敷地内だけであり、周辺の道などの見回りはありません。

 

ワードビレッジのコンドミニアムには24時間常駐の警備員

 

ワードビレッジの場合、もちろんそれぞれのコンドミニアムにセキュリティもいますが、コンドミニアムだけでなく、ワードビレッジ全体約60エーカーの土地すべてをセキュリティが見回りをします。コンドミニアム周辺だけでなく、道路や公園も巡回対象となっているのです。監視カメラも随所に設置されており、センターですべて監視しているため、ワードビレッジという街自体の治安の良さを確保してくれています。こちらも、ワードビレッジの他にない特徴です。

 

ワードビレッジは建物内だけでなく道路にも監視カメラが設置されている

ハワイの大型再開発プロジェクト「ワードビレッジ」で竣工済みのコンドミニアム


ここからはワードビレッジのコンドミニアム1つ1つに焦点をあててご紹介していきます。まずは竣工済みで、すでに入居者がいる物件を6棟をご紹介します。

1. ワイエア Waiea

ワードビレッジにおいて、1番最初に竣工したコンドミニアムがワイエアです。このワイエアはWard Villageの中でも現在最高級ランクとされています。1列目のアラモアナ通り沿いで目の前がアラモアナビーチパークのため、景観が壊される心配がなく、素晴らしいオーシャンビューが楽しめます。特に景観がよい2種類の部屋に関しては、専用のエレベーターも設置されています。通常の部屋タイプ(1〜3ベッドルームタイプ)の他、タウンハウス(1ユニットで2階建てになっている)もあります。アメニティは充実しており、屋外エリアのプールは全面インフィニティプールとなっており、カバナなども多く落ち着いたホテル並みのデザインとなっています。BBQエリアやジムはもちろん、室内にはゴルフシミュレーター部屋やシアタールームも完備しています。

 

ワードビレッジ1棟目ワイエア

 

住所 1118 Ala Moana Blvd, Honolulu, 96814
竣工年 2016年
階数 36階
価格

1ベッドルーム:$1,950,000〜

2ベッドルーム:$2,600,000〜

3ベッドルーム:$4,300,000〜

4ベッドルーム(タウンハウス):$4,800,000〜

(2023年7月現在の売り物件価格より抜粋)

2. アナハ Anaha

ワードビレッジで2つ目に竣工した高級コンドミニアムがアナハです。ワードビレッジのプロジェクトで最初に竣工したワイエアとアウアヒ通りを挟んで対角に位置する2列目にできたコンドミニアムで、美しい曲線でデザイン性の高い建物となっています。通常の部屋タイプ(1〜3ベッドルームタイプ)の他、スタジオタイプ、タウンハウスタイプもあります。アメニティには、アナハの顔とも言える建物から半分突き出たシースループール、それぞれ植物などで区切られてプライベート空間が保たれるBBQエリア、子供のための遊具にドッグラン、テニスコートにパターゴルフ場、サンドバレーができるエリアまであります。アメニティの充実度はとても高いです。

 

ワードビレッジ2棟目アナハ

 

住所 1108 Auahi St, Honolulu 96814
竣工年 2017年
階数 38階
価格

スタジオタイプ:$760,000〜

1ベッドルーム:$1,001,000〜

2ベッドルーム:$1,675,000〜

3ベッドルーム:$3,350,000〜

(2023年7月現在の売り物件及び直近売却価格より抜粋)

3. アエオ A'eo

3つ目に竣工したアエオは3列目に位置したコンドミニアムで、こちらの1階にはハワイ最大規模のホールフーズマーケットの旗艦店が出店しています。アアリイ入居者は専用の出入口があり、ホールフーズに直接建物内からアクセスできます。海から距離のある3列目ということもあり、最高級コンドミニアムであるワイエア・アナハと比べると価格帯が低く手頃な価格での販売でした。アメニティには大人用と家族用の2つのプール、子供のためのプレイエリア、BBQエリアやパーティルーム、ジムなど充実しています。通常コンドミニアムの最上階はペントハウスですが、アエオの最上階はスカイデッキという共有エリアとなってくつろげるスペースとなっています。

 

ワードビレッジ3棟目アエオ

 

住所 1001 Queen St, Honolulu 96814
竣工年 2018年
階数 41階
価格

スタジオタイプ:$605,000〜

1ベッドルーム:$745,000〜

2ベッドルーム:$1,100,000〜

3ベッドルーム:$1,780,000〜

(2023年7月現在の売り物件および直近売却価格より抜粋)

4. ケキロハナ Ke Kilohana

4つ目に竣工したコンドミニアムがケキロハナです。こちらのコンドミニアムはAffordable Housingという制度でハワイ在住者向けに建設されました。そのため市場価格よりも安価で購入ができる物件です。ワードビレッジを開発するにあたり、ワードビレッジ内には投資家向けの高額物件だけでなく、在住者向けの物件を取り入れるルールがあったことから建設されています。BBQエリアやドッグラン、ジムにシアタールームと充実していますが、プールはありません。優雅に暮らすというよりは、スマートに暮らすことに重点を置いた設計です。竣工後数年建ったため、現在は他のコンドミニアム同様通常の市場価格で売りに出ています。

 

ワードビレッジ4棟目ケキロハナ

 

住所 988 Halekauwila St, Honolulu 96814
竣工年 2019年
階数 43階
価格

1ベッドルーム:$594,000〜

2ベッドルーム:$669,000〜

3ベッドルーム:$848,000〜

(2023年7月現在の売り物件価格より抜粋)

5. アアリイ 'A'ali'i

5つ目に完成したアアリイは、3列目のアエオと並んでダウンタウン側に竣工しました。スタジオタイプ・1ベッドルーム・2ベッドルームの3つの部屋タイプで、アエオと一緒で比較的手頃な価格です。8階アメニティフロアには、大人用と家族用の2つのプール、BBQエリアやパーティルームなど充実しています。こちらのコンドミニアムも42階最上階は共有エリアとなっており、高層階からの景色を眺めながら運動できるジム、パーティルーム、外にはテラスが設置されています。現在1番売買が活発なコンドミニアムと言えます。

 

ワードビレッジ5棟目アアリイ

 

住所 987 Queen St, Honolulu 96814
竣工年 2020年
階数 42階
価格

スタジオタイプ:$575,000〜

1ベッドルーム:$735,000〜

2ベッドルーム:$986,500〜

(2023年7月現在の売り物件価格より抜粋)

6. コウラ Koula

ワードビレッジ6番目に完成した、昨年竣工したばかりの最新コンドミニアムです。白い波打ったような外観が特徴的な建物で、1階は商業スペースとなっており、今年から来年にかけて、テナントが入居していく予定です。コンドミニアムの入口は2階にあり、8階がアメニティーフロア、9階から上がお部屋フロアとなります。Ward Villageの高層コンドミニアムとしては珍しくラナイ(ベランダ)があり、素晴らしい眺望を楽しむことが出来ます。隣部屋とラナイは繋がっておらず独立しているため、周囲の目を気にせずプライベート空間が保たれます。現在ごく少数の部屋が残っている他、先行販売購入者による売却がはじまっています。

 

ワードビレッジ6棟目コウラ

 

住所 1000 Auahi St, Honolulu 96814
竣工年 2022年
階数 41階
価格

スタジオタイプ:$598,000〜

1ベッドルーム:$870,000〜

2ベッドルーム:$1,470,000〜

3ベッドルーム:$2,380,000〜

(2023年7月現在の売り物件価格より抜粋)

現在建設がはじまっているコンドミニアム


ここからは現在建設中のコンドミニアム4棟についてご紹介します。

7. ビクトリアプレイス Victoria Place

ビクトリアプレイスはワードビレッジ7棟目となるコンドミニアムで、現在まさに建設が進んでいる物件です。アラモアナ通り沿いの1列目に位置し、最高級コンドミニアムと名高いワイエアの並びとなります。目の前にケワロ・ハーバーがあるため、視界が開けてたオーシャンビューの物件です。ワードビレッジのコンドミニアムは、基本的に地上階は商業施設部分がありレストランなどが入っていますが、こちらのビクトリアプレイスは商業部分がなく、完全に入居者だけの空間となっています。1〜3ベッドルームの部屋タイプの用意でしたが、残念ながら人気だったため先行販売はすべて完売となっています。購入希望の場合、ごく稀に発生するキャンセルによる空き物件や、購入者による売却を待つことになります。

 

ワードビレッジ7棟目ビクトリアプレイス外観イメージ図

 

住所 1110 Ala Moana Blvd, Honolulu 96814
竣工年 2024年予定
階数 40階
価格

$1,200,000〜$10,000,000

(先行販売時の価格帯)

8. ザパークワードビレッジ The Park Ward Village

現在建設のための基礎工事が進んでいるのが8棟目となるザパークです。2列目となるコウラと公園を挟んで並び、ワードビレッジ内コンドミニアムの中で最大の敷地面積で建てられます。お部屋はスタジオタイプ、通常の部屋タイプ(1〜3ベッドルームタイプ)の用意で、今年2月時点ではほぼ完売、現在MLS(不動産データベース)には3件のみ販売中となっています。本コンドミニアムはワードビレッジの中で最大級の広さを誇る共有エリアを有しており、2つのプール、BBQエリア、ジムやパーティルームはもちろんのこと、テニスコート、ピックルボールコート、ドッグランなどもあります。7月現在、9割以上が売却済みとなっていますので、ご興味のある方は早めにお問い合わせが必要です。

 

ワードビレッジ8棟目ザパーク外観イメージ図

 

住所 333 Ward Ave, Honolulu 96814
竣工年 2025年予定
階数 41階
価格

スタジオタイプ:$600,000〜

1ベッドルーム:$700,000〜

2ベッドルーム:$900,000〜

3ベッドルーム:$1,800,000〜

(先行販売時の価格帯)

9. ウラナワードビレッジ Ulana Ward Village

ワードビレッジ9棟目となるウラナは、ケキロハナと同じくアフォーダブルハウジングとして在住者向けに建設予定のコンドミニアムです。そのため他のコンドミニアムと比較して市場価格の半分ほどの価格です。こちらの物件は100%アフォーダブルハウジングのため、投資目的などでの購入はできず、ハワイ在住者で実際に住むことなど条件があり、審査に受かる必要があります。なお、現在募集は終了しています。スタジオタイプ・通常の部屋タイプ(1〜3ベッドルームタイプ)の用意です。こちらのコンドミニアムは地上階にアメニティがあり、プールはありません。ただし、他のコンドミニアムとは異なり、コワーキングスペースが設置され、仕事場として利用できるアメニティがあります。

 

ワードビレッジ9棟目ウラナ外観イメージ図

 

住所 828 Auahi St, Honolulu 96814
竣工年 2025年予定
階数 41階
価格

スタジオタイプ:$271,000〜

1ベッドルーム:$400,000〜

2ベッドルーム:$504,100〜

3ベッドルーム:$550,000〜

(先行販売時の価格帯)

10. カラエ Kalae

ワードビレッジ10棟目の、ワードビレッジの中でも最上級クラスのラグジュアリーコンドミニアムです。アラモアナ通りに面しており、道路の向かい側がワードビレッジ自身が運営するケワロ・ハーバーのため、今後も目の前に建物が立つ心配はなく、海が見えるお部屋のオーシャンビューが保証されている物件です。本物件は先行販売時から人気となっており、先行販売開始3,4日で半数以上のお部屋が売れた物件です。7月現在、ダイヤモンドヘッドが見える側のお部屋はほぼ完売、反対側のお部屋も半数以上が売約済みのため、購入希望の場合は弊社のようにハワード・ヒューズとコネクションのある不動産会社と早急に購入計画を進める必要があります。

 

ワードビレッジ10棟目カラエ外観イメージ図

 

住所 1000 Ala Moana Blvd, Honolulu 96814
竣工年 2026年予定
階数 38階
価格

1ベッドルーム:$1,200,000〜

2ベッドルーム:$2,000,000〜

3ベッドルーム:$3,600,000〜

(先行販売時の価格帯)

今後建設する計画があるコンドミニアム


ワードビレッジでは全部で14棟のコンドミニアムが建設される計画で、ここまでは竣工済み6棟・建設中のコンドミニアム4棟の計10棟をご紹介しました。ここまでご紹介したコンドミニアムに関しては、すでに先行販売が開始された後であり、今から購入する場合は市場価格での購入となります。

ここからは、まだ先行販売もされていないコンドミニアム残り4棟についてご紹介します。

11. ラウニウ Launiu

今年6月に建設許可が降りたばかりのワードビレッジ11棟目の高級コンドミニアムがラウニウです。

現在まだ先行販売情報などは公表されていませんが、カラエと道路を挟んで1列目に建築が予定されています。ワードビレッジのコンドミニアムは先行販売時のオリジナル価格が最安値となっており、先行販売中も価格が上昇していきます。もちろん、最初の販売で購入できず、購入者が売却する際となると更に金額があがるため、先行販売中に購入するのがお得です。現在先行販売開始待ちなのがこのラウニウのみとなりますので、ワードビレッジのコンドミニアム購入にご興味のある方は、次に先行販売される本コンドミニアムの情報を、常にハワイ現地の不動産会社から直接を仕入れられるようにしておくことが重要です。

 

ワードビレッジ11棟目ラウニウ外観イメージ図

 

住所 928 Ala Moana Blvd, Honolulu 96814
竣工年 2024年第3四半期着工、2027年竣工予定
階数 40階前後
価格

スタジオ(1ルーム)、1〜3ベッドルームタイプでの販売予定

(価格未発表)

 

ラウニウの最新情報はこちらの記事へ▼

【2023年最新】ハワイ新コンドミニアム「Launiu(ラウニウ)」の最新情報 ※随時更新

残りの3棟

残りの3棟に関しては、建設許可の申請は行われ始めているものの、許可もまだ降りていない状態のため、確定的な詳細情報はまだわかっていません。ただし、残りの3棟がどこに建設予定か、どのような計画かはわかっていますので、ご紹介していきます。

 

ワードビレッジ建設許可申請中の残り3棟立地

 

1つ目は3列目のアアリイの並び、ダウンタウン側に建設予定のコンドミニアムです(地図上オレンジ色点線部分)。こちらのコンドミニアムは「Mahana」という名前に決まっています。今年2023年6月末に一部運行を開始したホノルルモノレール、スカイラインの駅「Kūkuluae‘o駅」の建設予定地に隣接する立地です。34階建てで340部屋を有する計画で、スタジオタイプ・1〜3ベッドルームタイプの予定です。22階までの低層階が1フロア15部屋、23階から34階が1フロア8部屋なので、部屋タイプによって階が別れる設計です。8階がアメニティ階で、プールなどワードビレッジのコンドミニアムで一般的なアメニティは揃っているようです。

 

ワードビレッジ12棟目マハナ外観イメージ図

 

2つ目・3つ目となる最後のコンドミニアムはワードビレッジの敷地内で1番アラモアナ側となる部分に、並んで建設される予定です(地図上赤色点線部分)。現在の商業施設ワードセンターのある土地です。ワードセンター自体はなくなりますが、この2つのコンドミニアム敷地内には商業スペースが出来る予定です。ワイエアとカマケエ通りを挟んで並びの1列目で、共にアラモアナビーチパーク目の前のオーシャンフロントの立地です。まだコンドミニアム名は公表されていませんが、2つのうちダウンタウン側は35階建て、6階がアメニティフロア、全242室を有する計画で、ラナイはありませんが、32階以上のおそらくペントハウスにはラナイが設計されています。

アラモアナ側は33階建て、同じく6階がアメニティフロア、全148室を有する計画で、こちらは海側のお部屋にはラナイが設置されています。29階以上がペントハウスで大きな作りのようです。

 

ワードビレッジ最後の2棟外観イメージ図

 

2棟ともに高さは法規制の400フィートまでですが、既存のコンドミニアムに比べて階数が少なく、1フロアあたり6〜9部屋までという点から、天井が高く部屋を広くとったラグジュアリー物件となることが予想されます。なお、この2棟は外観が双子のように同じデザインとなっています。

ワードビレッジのコンドミニアム購入方法


ワードビレッジをはじめハワイの新築コンドミニアムは、建設がはじまる前に先行販売が行われますこの先行販売での販売価格がオリジナル価格で、その後時間が経過するとともに販売価格は吊り上がっていきます。完成後にはオリジナルの価格から10%前後上昇して市場に出ることも多いので、購入する場合、この先行販売で購入できるかが鍵となってきます。

 

最新コンドミニアム、コウラ最上階部屋からの景色

 

この先行販売の過程でも優先順位があり、ワードビレッジの場合は最優先権を持つ購入者、実際に住む方向け、一般販売という流れになります。良いお部屋から先に売れてしまいますので、優先権を持った購入枠に入れるかも重要となります。この最優先権枠は、ハワイの不動産会社すべて入れるわけではありません。そのため、この優先枠に入るには、弊社のように販売元のハワードヒューズとコネクションのある不動産会社を選ばなければなりません

 

ハワードヒューズとコネクションのある不動産会社と協力しよう

 

購入希望の場合、決められた日程の中でお申込をし、契約が成立し次第手付金として24時間以内に購入価格の5%の支払いが必要です。その後、コンドミニアムの契約内容や様々な書類を精査する期間として30日設けられており、この間に購入価格の5%を追加で支払います。なお、この期間はクーリングオフ期間にもなっており、キャンセルすることで手付金を返金してもらうことも可能です。

 

膨大なコンドミニアム購入時の書類

 

購入物件価格の10%を30日以内に支払ったのち、90日以内に追加で10%、つまり120日以内に購入価格の20%を支払います。その後、ローン承認提出などの手続きは、部屋の引き渡しの半年前から動き出します。まずは購入したい物件価格の20%を頭金として用意をしておく必要があります

ワードビレッジのコンドミニアムにおける相場・価格帯


これまで紹介をしてきた通り、ワードビレッジの中でもコンドミニアムには価格ランク帯があります。特に海から1列目は高額で、山側にうつると同時に価格帯は下がっていきます。どのコンドミニアムか・海側か山側か・どの部屋タイプかによって大きな変動がありますが、総じて海側のお部屋で2ベッドルームから完売していきます。

7月現在転売ではない最初のオーナーとなる、ハワードヒューズから直接購入できるお部屋で残っているのは、スタジオタイプ$790,000〜、1ベッドルーム$940,000〜、2ベッドルーム$2,000,000〜、3ベッドルーム$4,500,000〜です。これらは最初のオリジナル価格から金額が上昇しているので、先行販売開始時購入できる金額よりも高めとなっています。

 

今後販売予定のコンドミニアムと販売開始予測


現在建設許可が降りていて先行販売が予定されているコンドミニアムはラウニウ(アンカーリンク)のみです。1列目最前列の立地で比較的高い価格帯になることが予想されますが、2ベッドルームのお部屋で$2,000,000〜$2,500,000前後の金額設定となるようです。夏中に詳細情報が開示されるとのことですので、分かり次第下記記事にて更新していきます。

 

ラウニウの最新情報はこちらの記事へ

【2023年最新】ハワイ新コンドミニアム「Launiu(ラウニウ)」の最新情報 ※随時更新

 

まとめ


ホノルルで進む大型都市開発プロジェクト、ワードビレッジについてご紹介しました。弊社のお客様でワードビレッジの物件をご購入されているハワイ非在住者の方は、基本的にセカンドハウスとして使用しながら投資物件として運用されています。この場合、オリジナル価格で購入することが重要となります

 

ワードビレッジ全体像

 

現在先行販売の開始待ちとなっている最新コンドミニアム「ラウニウ」の購入を検討している方は、いち早く最新情報を入手する必要があります十分に事前に情報を精査し、先行販売開始と共に申込が必須です

ワードビレッジの最新コンドミニアムに関しては随時お役立ち記事にて更新をしていきますが、ここには開示できない情報もありますので、ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください

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