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パシフィックモナークは短期貸出可能な希少物件!今人気な理由とは?

パシフィックモナークは短期貸出可能な希少物件!今人気な理由とは?

ハワイ旅行の滞在先としても有名なパシフィックモナークホテルですが、こちらはコンドミニアムなので区分所有での購入が可能です。

現在このパシフィックモナークは、売りに出ると即売却成立してしまう程人気の物件となっています。

なぜ今人気なのか、物件の紹介と共にハワイ不動産歴16年以上の弊社編集部がご案内します。

パシフィックモナークとは?今人気な3つの理由


パシフィックモナークはワイキキのダイヤモンドヘッド側、ワイキキビーチ沿いのカラカウア通りと並走するクヒオ通り沿いにあります。

 

パシフィックモナークの外観

 

住所 2427 Kuhio Ave., Honolulu 96815
竣工年 1980年
階数 34階
総部屋数 218部屋
部屋タイプ スタジオタイプ・1ベッドルームタイプ
1フロアの部屋数 スタジオタイプ・1ベッドルームタイプそれぞれ4部屋の計8部屋

1. 海までわずか徒歩2分の好立地

立地自体はワイキキの中心を走るクヒオ通り沿いですが、ワイキキビーチまで徒歩わずか2分という好立地です。

ワイキキはダイヤモンドヘッド側に向かうほど細くなっており、クヒオ通りとカラカウア通りの距離が短くなっています。そのため、クヒオ通り沿いでありながらワイキキビーチまでのアクセスが良くなります。

アラモアナ側のカラカウア通りは道路の両サイドに建物が連なっていますが、このパシフィックモナークがある周辺のカラカウア通りの海側はビーチになるため、直接ビーチに出ることが出来ます。

タオルなど必要なものだけを持って海に行き、ビーチにある公衆シャワーで簡単に砂を落としてお部屋にすぐ戻ることが出来るので便利です。

 

パシフィックモナークの位置

2. 短期貸出可能な希少物件

ハワイでは1日単位での短期貸出(STR)の規制が厳しく、ワイキキ内でも限られたコンドミニアムでしか運用が出来ません。パシフィックモナークはその限られた中で希少な短期貸出運用が可能な物件です。

日本人観光客にも、滞在先としてよく利用されており、日本の大手宿泊予約サイトでも予約が可能な物件です。

3. 屋上にオーシャンビューなプール

アメニティ(共有施設)として多くのコンドミニアムに設置されているプールですが、基本的に低層階に位置しています。

パシフィックモナークは珍しく屋上にプールが設置されており、34階(地上約100m)の高さから遠くまで広がるブルーの海を眺めながら楽しむことができます。

パシフィックモナーク屋上からの景色

パシフィックモナークのお部屋紹介


ここからはパシフィックモナークのお部屋についてご紹介していきます。

パシフィックモナークには、スタジオと呼ばれるワンルームタイプと、1ベッドルームの2種類のお部屋タイプがあります。

基本的に1フロアあたりそれぞれ4部屋ずつの8部屋となっています。

今回は主に弊社で管理を行なっているスタジオタイプのお部屋をご紹介します。

パシフィックモナークのフロアプラン

間取り

パシフィックモナークの2種類のお部屋の間取りは下記の通りです。

パシフィックモナークのお部屋間取り図

ワンルームタイプであるスタジオタイプのお部屋は約360スクエアフィート(約33㎡)、1ベッドルームが約440スクエアフィート(約41㎡)の広さです。

 

パシフィックモナークのスタジオタイプ部屋

 

ワンルームタイプの日本のお部屋は大体27㎡と言われているため、日本のお部屋と比べると十分余裕がある作りです。

オーシャンビューのお部屋

パシフィックモナークはワイキキビーチまで徒歩2分という好立地のため、お部屋によってはオーシャンビュー、もしくは部分的に海が望めるパーシャルオーシャンビューのお部屋があります。

部屋番号02及び03の1ベッドルームタイプのお部屋はオーシャンビュー、それ以外はパーシャルオーシャンビューが多くなります。

 

パシフィックモナークのパーシャルオーシャンビュー例

キチネットとフルキッチン

1ベッドルームはフルキッチンで、スタジオタイプはキチネットとなります。

キチネットとは、簡易キッチンということになりますが、写真の通りシンクに小さな冷蔵庫、2つのコンロと、日本のワンルームマンションとほぼ同じ備え付けになります。

 

パシフィックモナークのキチネット

バスルーム

ハワイのコンドミニアムで1バスルームのみのお部屋の場合、ほとんどがシャワーのみとなりますが、パシフィックモナークの場合は浴槽がついている部屋があります。

前所有者によって浴室が改装されている可能性があるため、浴槽を希望する場合は、売り物件選びの際にしっかりと確認する必要があります。

なお、弊社が管理をしているお部屋は浴槽付きです。

 

パシフィックモナークのバスルーム(浴槽付き)

ラナイ

ハワイではコンドミニアムに設置されているバルコニーを「ラナイ」と呼びます。

スタジオタイプのお部屋のラナイは約60スクエアフィート(約6㎡)、1ベッドルームのお部屋のラナイは約140スクエアフィート(約13㎡)です。

スタジオタイプではテーブルセットを置くなどの活用は出来ませんが、ラナイへ続く窓が天井から床まで全面窓となっているため、窓を全開にするとかなりの開放感があります。

 

パシフィックモナークの開放感がある窓とラナイ

パシフィックモナークの共有エリア


パシフィックモナークは、パシフィックモナークホテルとして運営もされているため、ホテルとしての設備も整っています。

ロビー階

1階部分はホテルのロビーになり、フロントが設置されています。

広く開け放たれた空間で、開放感がありソファもあるためゆったりくつろぐことができます。

エレベーター前にはカードをかざさなくては開かない自動ドアとなっていて、さらにエレベーターホールにはセキュリティ(警備員)が常駐しているため、安全面も考慮されています。

 

パシフィックモナークのロビー

アメニティ(共有施設)

パシフィックモナークにも共有施設、アメニティがあります。敷地面積が16,323スクエアフィート(約1516㎡)しかないパシフィックモナークですが、充実しています。

屋上にある眺望が素晴らしいプール

何よりも一番素晴らしいアメニティがプールです。最上階34階の屋上にプールが設置されており、最高の眺望を楽しめます。ダイヤモンドヘットとシティビュー、ワイキキビーチからの海は遠くまで望むことが可能です。

 

パシフィックモナークの最上階に設置されたプール

 

こちらの屋上には、BBQエリアもあります。

 

パシフィックモナークのバーベキューエリア

ホスピタリティルーム

33階には、ホスピタリティルームと呼ばれるお部屋があり、自由に使うことが出来ます。

こちらにはキッチンやシャワールーム、サウナルームがあり、主にホテル利用客がチェックイン前やチェックアウト後に利用できるスペースになっています。

こちらのお部屋は海は見えないものの、ダイヤモンドヘッドから山側、そしてアラモアナ側と3面にわたって窓があるため、開放感があり景色も良いです。

 

パシフィックルームのホスピタリティルーム

ランドリールーム

パシフィックモナークの各部屋には洗濯機・乾燥機は設置されていないため、3階のコインランドリーを利用します。

ハワイでは観光客向けではない一般的なコンドミニアムでも、配管の関係上お部屋に洗濯機の設置を許可していない物件も多くあります。この場合、コンドミニアム内のコインランドリーを利用することになります。

 

パシフィックモナークのランドリールーム

駐車場

コンドミニアムにおいて1部屋につき1台分の駐車場が用意されていることが多いですが、パシフィックモナークの場合は例外となります。

パシフィックモナークには駐車場がありますが、これはホテル側が運営・管理する駐車場のため、たとえ区分所有のオーナーでも、ホテルの駐車場を有料で使うことになります。その点が通常のコンドミニアムと異なる部分となります。

パシフィックモナークの周辺環境


パシフィックモナークはワイキキの大通りクヒオ通りに面していますが、ショッピングモールなどが密集するエリアから東に進んだところにあるため、喧騒からは離れた立地です。

とはいえ、カラカウア通りに出れば多くの店舗やレストランが並んでいるため、利便性は高いです。

また、建物の1階外側には「いやすめ」というおにぎり専門店、向かいには長蛇の列を作る人気のポケ屋さんMaguro Spot、韓国焼肉のテイクアウト店や格式高いステーキハウスHYsもあり、飲食店が揃っています。

パシフィックモナークの運用方法


パシフィックモナークは数少ない1日単位での短期貸出が可能な物件です。そのため、観光客向けに貸し出して運用しているオーナーがほとんどとなります。実際に購入後自宅として利用することも可能ではありますが、人の出入りが激しいため、落ち着いた雰囲気とはいかず、自宅として利用されているオーナーはほとんどいないのが現状です。

ホテルに運用をお任せする方法

パシフィックモナークはハワイ内で11のホテル運営を行うスプリングボード社によって、パシフィックモナークホテルとして運営されています。ホテルコンドとして、このホテル運営会社に運用をお任せするプログラムに加入することが可能です。

ただし他のホテルコンドと同じく、室内の内装や家具、配置などに厳しい規定が課せられているため、バケーションレンタルで運用していた部屋をホテルに委託する場合、改装費がかかる可能性が高いです。また、マネジメント費が高いため、インカムゲインは期待しづらいです。

マーケティングから管理、メンテナンスまでやってくれるので、手間がかからないのを希望される方にはおすすめです。

バケーションレンタルで運用する方法

ホテルに任せず、自身で選んだバケーションレンタル運用会社に運用を委託する方法もあります。

こちらの場合、費用的にはホテルよりも安く済ませられること、また日本人による運営会社であれば普段の連絡などで言語の壁が存在せず、日本と同じサービスを期待出来ることもありおすすめです。

弊社関連会社でもパシフィックモナークの運用を委託されて行っています。

パシフィックモナークの相場、価格帯


現在、1日単位での貸出が可能な短期貸出物件はかなり少ないです。

短期貸出可能物件以外の物件の最低貸出日数30日という規定が90日になる法案が2022年10月から施行となりました。ただしこの法案は連邦政府から差しどめとなっており、今後どのように動くのかが不透明ということもあり、短期貸出が可能な物件に乗り換えたい人が続出しています。

中でもパシフィックモナークは立地の割には比較的安価で購入も出来ることから、売りに出されたら数日で売約済みになるような大人気状態となっています。この記事を執筆した2023年4月下旬現在、売り物件がゼロです。

直近の成約価格では、ばらつきはあるもののスタジオタイプで40万ー50万ドル、1ベッドルームで60ー70万ドルです。

なお、一部リースホールド(借地権付き)の部屋が存在しており、販売価格は安いものの月々土地使用料を支払わなければならない種類の部屋も存在しているため、購入時に注意が必要です。

まとめ


今人気のパシフィックモナークについてご紹介しました。

特に本物件は人気で、すぐに売り手がついてしまうため、もし本物件を所有しているのであれば売却のチャンスでもあります。

また、今後も短期貸出運用が可能な物件のため、観光客向けに運用をしていくことを検討中の方は、選択肢のひとつとなります。

弊社では無料の相談も承っておりますので、ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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