【2023年版】ホノルルのコンドミニアム購入を徹底解説！3つの運用方法とおすすめ物件を紹介

ハワイ不動産投資が初めての方の場合、日本の分譲マンションと同じくコンドミニアムの区分所有から始めるのがおすすめです。

しかしながら、ホノルルには無数のコンドミニアムがあり、どれを選べばいいのかわからない方もいらっしゃると思います。

今回はハワイ不動産業界16年の経験を持つ弊社の編集部が、ホノルルでコンドミニアムの購入をお考えの方に、コンドミニアムを選ぶ上で重要となる3つの運用方法、そして運用方法に合わせたおすすめ物件をご紹介します。

ホノルルにコンドミニアムを保有する魅力

ハワイの州都であり、州人口の約75％もの人口が集中するのがホノルルです。

人口が集中するということは、その分需要が見込め、不動産業も活発です。

そのホノルルでコンドミニアムを保有する魅力は、なんと言っても運用方法を選択できる点です。

日本で分譲マンションの区分所有運用というと、長期での貸出が主流となります。

しかしホノルルの場合、観光地であるハワイという土地柄や不動産市場が安定しているからこそ出来る運用方法があります。

順にご紹介していきましょう。

ホノルルのコンドミニアム不動産における運用方法は？

ホノルルでコンドミニアムを購入し、不動産運用をする場合は大きく3つの運用方法があります。

この中でどの運用方法を選ぶかによって、選ぶべきコンドミニアムが異なってきます。

そのため、まずは運用方法を理解することが必要です。

1. 観光客の滞在先として短期貸出運用

ホノルルの中でも観光の中心地であるワイキキにあるコンドミニアムを選ぶのであれば、短期貸出物件としての運用方法があります。

日本人観光客の中でも、何度もハワイに訪れているような方は、ホテルではなく住んでいるように滞在ができるコンドミニアムを借りる方も多いです。

日本の大手旅行会社もコンドミニアムの予約サイトを運営していたりします。

つまり、観光客が滞在する場所としてコンドミニアムを運用する方法です。

この短期貸出運用には2種類あり、ホテルに運営や管理を任せられる場合と、個別に運営会社を選んでお任せする場合があります。

1つ目のホテルに運営・管理を任せられるものをホテルコンド（コンドテル）と呼び、2つ目をバケーションレンタルと呼ぶことが多いです。

この運用方法の場合、短期貸出運用を許可されている物件を選ばなければならず、その点はしっかりと確認をする必要があります。許可が出ているほとんどはワイキキ内なので、必然的にワイキキ内の物件を検討することになります。

参考：https://www.honolulu.gov/dpp/permitting/short-term-rentals.html

2. セカンドハウスとして運用

貸出はせず、ご自身がハワイに来た際の滞在先として利用する方法もあります。

この場合、「運用」と言えないと思われるかもしれませんが、この利用方法でも運用出来る場合があります。

それがキャピタルゲイン狙いでの購入です。

ハワイの不動産市場は長らく右肩あがりのため、ただ保有して、その後売却する時に購入額よりも高く売れる場合があるのです。

この方法の場合、特にエリアや立地などは縛られませんが、どの物件を買ってもいいわけではなく、市場の中で人気の物件を選ぶ必要があります。

この運用方法を取る方は、多くの場合再開発で新築高級コンドミニアムが竣工しているカカアコやアラモアナの物件を購入することが多いです。

3. 長期賃貸で運用

日本でも一般的な運用方法である、ハワイ在住者への長期貸出運用がご紹介する最後の運用方法です。

この運用方法の場合、長期で借りてくれる在住者がいなければならないため、在住者にとって利便性の良い立地、周辺の相場と同等、もしくはそれより手頃な家賃で貸し出せる物件であるかなどが重要になってきます。

エリア的な縛りなどはありませんが、多くの選択肢の中から総合的に判断をして購入する必要が出てきます。

そのため、ハワイ不動産や立地、交通利便性など現地のことを詳しく理解して慎重に進める必要があります。

日本人に宿泊先として人気なホノルルのコンドミニアム4選

1つ目の短期貸出運用を選ぶ場合のおすすめコンドミニアムを4つご紹介します。

どちらの物件も日本人観光客にバケーションレンタル物件として人気です。

1. ワイキキショア

ワイキキエリア内において、海岸沿いの不動産はほとんどがホテルです。

その中で道路（カラカウア通り）を挟まずにワイキキビーチに直接隣接する唯一の物件がワイキキショアです。

こちらの物件には短期貸出運営を任せられる会社が2つあり、大手ホテルチェーンであるアウトリガーが運営するワイキキショアbyアウトリガーとして運営する方法と、キャッスルワイキキショアに運営を任せる方法があります。2つの運営会社に任せず、ご自身でバケーションレンタル運営会社に個別でお願いすることも可能です。

2. パシフィックモナーク

アストンワイキキバニヤンと同じく、クヒオ通り沿いのダイヤモンドヘッド側にある物件です。こちらの物件はクヒオ通りのビーチ側にある物件のため、ワイキキビーチまで徒歩わずか2分という好立地です。

こちらの物件はアメニティ（共有施設）のプールが建物最上階にあり、ワイキキの街並みと共に遠くまで広がる美しい海を眺めながら楽しめます。

こちらの物件もアクアホテルとして運営してくれる運営会社が入っていますが、自身でバケーションレンタル運営会社に任せることも可能です。

3. トランプインターナショナル

高級路線のホテルを数多く運営するトランプホテル系列の物件です。

こちらは短期貸出をする場合、基本的にトランプホテルの運営プログラムを利用することになります。ホテルコンド（コンドテル）と呼ばれる物件の代表格です。

これまでご紹介した物件とは違い、アメニティやサービスに関してはホテルそのもので、コンドミニアムの部屋を購入する、というよりホテルの部屋を買う、という形です。

そのため、統一された内装でなくてはならない、私物を置いてはいけないなどの決まりが厳しいですが、ご自身が泊まる際もホテル同様快適な滞在をすることができます。

4. リッツカールトンレジデンス

トランプインターナショナルと同様、高級路線のホテルを数多く運営するリッツカールトンホテル系列の物件です。2棟に分かれており、エバ・タワー（西側）が2016年、ダイヤモンド・タワー（東側）が2018年に竣工しました。こちらも短期貸出をする場合、基本的にリッツカールトンホテルの運営プログラムを利用することになります。

前述のトランプホテルと同様で、内装の統一や私物を置いてはいけない等の厳しいルールがありますが、滞在時にはホテル同様快適な滞在、またホテルアメニティーやサービスの利用も可能です。

ホノルルのコンドミニアムで売却益狙いなら高級コンド

キャピタルゲイン狙いでセカンドハウスとしての運用方法を選ぶのであれば、キャピタルゲインがより高くなりやすい新築コンドミニアムが狙い目です。

特に現在大規模な再開発が進んでいるカカアコやアラモアナ地区では、高級コンドミニアムが次々と竣工しています。

1.  カカアコ地区

ダウンタウンとアラモアナの間にあるカカアコ地区では、「ワードビレッジ」という巨大再開発プロジェクトが進行中です。アメリカ本土の大手デベロッパーであるハワード・ヒューズが手がけており、全14棟の高級路線の新築コンドミニアムが建設予定です。

現在6棟目まで竣工、10棟目まで建設許可が降りています。先行販売枠を大きく超えて購入希望があるような人気物件のため、先行販売時に購入し、竣工後に売却することでキャピタルゲインを狙いやすいです。

カラエ

ワードビレッジ10棟目の、ワードビレッジの中でも最上級クラスのラグジュアリーコンドミニアムです。アラモアナ通りに面しており、道路の向かい側がワードビレッジ自身が運営するケワロ・ハーバーのため、今後も目の前に建物が立つ心配はなく、海が見えるお部屋のオーシャンビューが保証されている物件です。

本物件は先行販売時から人気となっており、先行販売開始3,4日で半数以上のお部屋が売れた物件です。ダイヤモンドヘッドが見える側のお部屋はほぼ完売、反対側のお部屋も半数以上が売約済みのため、購入希望の場合は弊社のようにハワード・ヒューズとコネクションのある不動産会社に早急に進める必要があります。

ラウニウ

今年に入り情報が解禁されたワードビレッジ11棟目の高級コンドミニアムです。

現在まだ先行販売情報などは公表されていませんが、カラエと道路を挟んで建築が予定されています。

ワードビレッジのコンドミニアムは先行販売時のオリジナル価格が最安値となっており、先行販売中も価格が上昇していきます。もちろん、最初の販売で購入できず、購入者が売却する際となると更に金額があがるため、先行販売中に購入するのがお得です。

現在先行販売開始待ちなのがこのラウニウのみとなりますので、常にハワイ現地の不動産会社から直接情報を仕入れられるようにしておくことが重要です。

2. アラモアナ地区

アラモアナショッピングセンターを中心としたアラモアナ地区も再開発が進んでいます。

ワードビレッジとは異なり、それぞれコンドミニアムごとに個別のプロジェクトとなっていますが、カカアコ地区とは違う特徴となる、ホテルとレジデンシャルが同居するプロジェクトもあるため、こちらも注目度が高いです。

スカイアラモアナ

アラモアナショッピングセンターと並走するカピオラニ通り沿いに新しく建設中なのがスカイアラモアナです。こちらはホテル棟とレジデンス棟と2つのタワーに分かれており、それぞれ43階建てのコンドミニアムです。なお、一部のホテル棟には購入可能な部屋があり、ホテルコンドとしても運用が可能となっています。

なお、本物件に入る予定のホテルはマリオット系列のルネッサンスとなっています。

8階にアメニティー（共有施設）、1階には商業施設も入る予定です。こちらの物件に関してはレジデンス棟に関しては完売となっており、ホテル棟の購入可能部屋を残すところとなっています。

マンダリンオリエンタル

ホスピタリティーの高さで世界的に有名なマンダリン・オリエンタルホテルによるレジデンス物件が竣工予定です。場所はアラワイ運河沿いにあるコンベンションセンターの向かい側で、アラモアナショッピングセンターにもほど近い立地です。

低層階がホテルとして使用され、高層階がレジデンス専用のフロアとなる予定です。レジデンス専用フロアにはホテルとは別にエントランスやエレベーターが用意され、プライバシー保護もしっかり確保されています。

こちらも現在販売中で、他の物件に比べレジデンス部屋は99部屋しかないため、購入希望の場合は早めの問い合わせが重要です。

ホノルルのコンドミニアム販売価格は？

ホノルルのコンドミニアムの価格帯に関しては、一概にお伝えすることが出来ません。

というのも、ホノルルの中でもどのエリアなのか、土地所有権付きなのか土地借地権付きなのか、新築か中古か、中古ならリノベーションはされているか等、様々な要素によって価格帯が大きく異なるためです。

しかしながら、市場全体の動向として参考にできる統計をホノルル不動産協会が出しています。

近年のホノルルにおける部屋タイプ別コンドミニアム成約中央値が下記となります。

総じて右肩あがりとなっており、新型コロナ感染症による経済停滞の最中に大きくあがり、今年に入ってから少し落ち着きを戻しています。

＜1ベッドルームグラフ＞

＜2ベッドルームグラフ＞

＜3ベッドルームグラフ＞

月々かかってくるローンの支払いやHOAといった管理費・共益費、そして短期貸出として運用を任せるのであれば、その運用会社の費用なども総合的に考えてどの物件を購入すべきかを検討すべきです。

ホノルルのコンドミニアム購入方法

ハワイで不動産を購入する場合、コンドミニアムでも一戸建てでも、新築でも中古でも、基本的な購入プロセスに変わりはありません。ただし、運用方法などにより気をつけるべき注意点なども異なるため、事前にしっかりと学んでおく必要があります。

特に中古コンドミニアムを購入する場合、ハワイの物件は古いので物件自体が劣化している可能性は否めず、しっかりとインスペクションを確認する必要があります。

なお、まだ竣工していない新築のコンドミニアムの先行販売の場合、どの不動産エージェントでも購入をお願いすることは可能です。ただし、先行販売の中でもより早い段階で購入ができたり、より良い部屋を選ぶチャンスがあったりと、デベロッパーとのコネクションにより差が出てきます。

そのため、先行販売での購入をご検討中の場合は、弊社のようにコネクションを持っている不動産会社を選ぶことをおすすめします。

関連記事：【2023年版】ハワイの不動産についてプロが基礎から徹底解説！検討中の人が知るべき5つの注意点

まとめ

ホノルルのコンドミニアムについて、3つの運用方法とおすすめの物件をご紹介しました。

各運用方法に合わせて8件ご紹介しましたが、今回は代表的な物件だけをご紹介していますので、本来検討すべきコンドミニアムはこの何倍、何十倍となります。

ご自身で調べて進めることももちろん可能ですが、やはり現地の専門家の手を借りることは必要となります。

弊社ではハワイ不動産に関する無料相談を承っておりますので、もし詳しく知りたい物件などがありましたらお気軽にお問い合わせください。