【2023年版】アラモアナのコンドミニアム購入徹底ガイド！おすすめ8選と最新の相場感を紹介

ワイキキに次いで日本人に馴染みがあるアラモアナ地区も現在再開発で新しいコンドミニアムが建設されています。

ワイキキやカカアコは多くの情報が日本語でも出ていますが、アラモアナ地区に関してはまとまった記事があまり多くなく、エリアとしての建設状況を知りたい方もいらっしゃると思います。

今回はアラモアナ地区に焦点を当てて、現地不動産会社として16年以上の実績を持つ弊社編集部が最新情報をご紹介します。

再開発が進むアラモアナ地区のコンドミニアムとは

コンドミニアムとは、日本でいうマンションと同じで分譲集合住宅のことです。

もともと1970年代にワイキキを中心に多くのコンドミニアムが建設されてきました。

同時期に開発が進んだのがアラワイ運河を挟んでワイキキの隣となるアラモアナ地区です。1959年に観光客から在住者まで多くの人が利用するショッピングセンター、アラモアナセンターが開業すると同時に開発が進んできました。

いったんワイキキ同様に開発は落ち着いていましたが、2010年あたりからまた再開発が進んでおり、新しいコンドミニアムも建設されています。

カカアコと並び、再開発で新築のコンドミニアムが竣工しているのが現在のアラモアナ地区なのです。

新築物件が少ないハワイでは、今が新築のコンドミニアムを手にいれるには最高のタイミングです。

ハワイ・アラモアナのコンドミニアムの特徴

アラモアナビーチパークと並行して走るアラモアナ通り沿い、ビーチフロントには高級コンドミニアムが竣工しており、そのアラモアナ通りと並行して内陸側を走る幹線道路のカピオラニ通り周辺に新しいコンドミニアムの建設が続々と進んでいます。

海沿いのハワイを代表するような高級コンドミニアムから、内陸側の高級コンドミニアムより一段下となる価格帯の物件まで揃っています。内陸側の物件はアラモアナセンターやウォルマートなど、既存の商業中心地に近い立地から、利便性を重視する客層に人気です。

アラモアナおすすめ高級コンドミニアム3選

まずはアラモアナ地区を代表する高級コンドミニアムを3つご紹介します。

1. パークレーン Park Lane Ala Moana

2017年に竣工し、一躍ハワイの超高級コンドミニアムの代表格となったのがパークレーンです。こちらもマックノートン・グループと小林グループが手がけた物件です。

アラモアナショッピングセンターと直結しており、世界的な著名人や日本の芸能人も所有していることでも有名です。

目の前にアラモアナビーチパークがあり、視界が開けていてオーシャンビュー、かつ公園のため景観が壊される恐れもないため、他のコンドミニアムと違い低層の8階建てです。

それぞれラナイ（ベランダ）があり、BBQスペースがあります。一部のお部屋には車2台を収納できるガレージがついており、ガレージのドアから直接部屋に入ることができ、コンドミニアムなのに戸建のような利便性があります。

ハワイ不動産に携わっている方であれば、高級コンドミニアムといえばおそらく全員名前を挙げるであろう物件がこのパークレーンなのですが、そのすごさは他の物件と一線を画しています。

2. ワン・アラモアナ One Ala Moana

ホクアの後にマックノートン・グループと小林グループが手がけたレジデンシャル物件がワン・アラモアナです。アラモアナショッピングセンターにあるターゲットが入っている建物で、住居用不動産として唯一アラモアナショッピングセンターと直結しています。

目の前が低層のアラモアナショッピングセンターが目の前で視界が開けているため、他のコンドミニアムに比べ23階建てと低い物件です。

24時間スタッフ常駐、1つの建物を左右に分けてそれぞれエレベーターを設置していることから、プライバシーも保たれるようになっています。こちらもアメニティーが充実しており、中でも広く長いプールが素晴らしいです。

3. ホクア Hokua

2006年に全室オーシャンビューのホノルルを代表する高級コンドミニアムとして竣工したのがホクアです。アラモアナ通り沿いの立地で、目の前がアラモアナビーチパークのため、目の前に他の建物が立って景観が損なわれる可能性がほぼない物件です。

この物件はマックノートン・グループと小林グループが開発しており、この2社はホクアを皮切りに、パークレーンやワンアラモアナと言った2000年代を代表する物件を数多く開発しています。

他の高級コンドミニアムに比べて築年数は経っていますが、いまだ人気が衰えない物件です。

アラモアナおすすめ新築コンドミニアム2選

続いては最近竣工したばかりの新築コンドミニアムを2件ご紹介します。

1. ザ・セントラル The Central

販売開始と共に募集が殺到した新築コンドミニアムが、カピオラニ通り沿いのザ・セントラルです。アラモアナセンターにコナ通りを挟んで隣接しており、利便性が高い立地です。

中層階から上の海側のお部屋は、目の前が低層のアラモアナセンターのため、距離はあるものの広々としたオーシャンビューが楽しめます。

アメニティーもプール、BBQエリアやジムはもちろん、子供用の遊具エリアもあるため、家族世帯にも人気の物件となっています。本物件はアフォーダブル・ハウジングと言って、政府補助のもと中間年収世帯層向けに物件購入を優先するシステムが利用されていたため、ハワイ在住者による購入が多かった物件です。

2. アズール・アラモアナ Azure Ala Moana

アラモアナセンターに垂直に交わるケアモク通り沿いに新しく竣工したのがアズールです。ウォルマートが目の前の立地で、アラモアナセンターに入っているターゲットにも徒歩2分、日本食も手に入るドンキホーテもすぐという好立地の物件です。

下層階は賃貸専用ユニット、中層階から上は分譲ユニットという変わったコンドミニアムで全部屋ラナイ付きです。

浴槽付き、ウォシュレット付きとなっているので、日本人には嬉しい設備が整っています。

8階のアメニティーエリアも、プールやBBQエリアはもちろん、ペットフレンドリーをうたっていることもあり、ドッグパークを完備されています。

アラモアナで今後建設予定の新築コンドミニアム3選

アラモアナ地区には、現在まさに建設中のコンドミニアムもあります。

今後竣工予定で注目を集めているコンドミニアムを3つご紹介します。

1. スカイ・アラモアナ Sky Ala Moana

アラモアナショッピングセンターと並走するカピオラニ通り沿いに新しく建設中なのがスカイアラモアナです。こちらはホテル棟とレジデンス棟と2つのタワーに分かれており、それぞれ43階建てのコンドミニアムです。なお、一部のホテル棟には購入可能な部屋があり、ホテルコンドとしても運用が可能となっています。

なお、本物件に入る予定のホテルはマリオット系列のルネッサンスとなっています。

8階にアメニティー（共有施設）、1階には商業施設も入る予定です。こちらの物件に関しましては完売となっており、ホテル棟の購入可能部屋を残すところとなっています。

2. ザ・パーク・オン・ケアモク The Park on Keeaumoku

アラモアナセンターに垂直に交わり、ウォルマートがあることでも有名なケアモク通り、竣工済みのコンドミニアムであるアズールと並行して建設予定なのがザ・パーク・オン・ケアモクです。

こちらは3.5エーカー（約14,000㎡）にも及ぶ広大な敷地に2棟の住居用タワー、1・2階部分は商業スペース、そして公園が計画されています。

アメニティーも豊富で、景観がよくなるよう13階に設置されたプールやBBQエリアはもちろん、時代のニーズに合わせたコワーキングスペースやミーティングルームも完備予定です。

2022年夏に販売開始となり、現在ほとんど完売となってしまっているため、キャンセル待ちが主流となっています。

3. マンダリン・オリエンタル Mandarin Oliental

ホスピタリティーの高さで世界的に有名なマンダリン・オリエンタルホテルによるレジデンス物件が竣工予定です。場所はアラワイ運河沿いにあるコンベンションセンターの向かい側で、アラモアナショッピングセンターにもほど近い立地です。

低層階がホテルとして使用され、高層階がレジデンス専用のフロアとなる予定です。レジデンス専用フロアにはホテルとは別にエントランスやエレベーターが用意され、プライバシー保護もしっかり確保されています。

こちらも現在販売中で、他の物件に比べレジデンス部屋は99部屋しかないため、購入希望の場合は早めの問い合わせが重要です。

アラモアナのコンドミニアムの運用方法

ここまでアラモアナのコンドミニアムをご紹介してきました。

アラモアナ地区でコンドミニアムを購入した場合、どのような運用方法があるのかについてご案内します。

1. セカンドハウス・別荘

アラモアナ地区のコンドミニアムはアメニティの揃った最新設備の高級コンドミニアムが多いため、特に海沿いのコンドミニアムは人気が高いです。

そのためキャピタルゲイン狙いの運用が可能となっています。アラモアナ地区の海沿いのコンドミニアムは目の前がアラモアナビーチパークのため、今後目の前に他の物件が建つ可能性は限りなく低く、景観が確保されている点が魅力の1つとなっています。

2. 長期賃貸

内陸側のカピオラニ通り周辺は、アラモアナセンターやウォルマートなどの商業施設が揃っているため、在住者に長期賃貸として貸し出すことも可能です。

ただし、他エリアや中古コンドミニアムより比較的高い家賃収入が得られるとしても、HOA（管理費）などの月々出ていく費用及びローンの支払いなどもあるため、インカムゲインを狙うことは難しいと言えます。ローン返済などの経費を収入で補填する形を考えるならこの運用もできます。

3. バケーションレンタル運用は？

基本的にアラモアナ地区は1日単位の短期貸出は禁止の区域です。そのためバケーションレンタル運用をするのであれば、2023年現在は最低貸出日数30日以上での運用となります。

現在建設中のスカイアラモアナやマンダリンオリエンタルのように、ホテルコンドであれば1日単位での短期貸出運用も可能ですが、レアケースです。

コンドミニアムのオーナー組合によって最低貸出日数は半年など別途規制が設けられていることもあるので、事前によく確認する必要があります。

アラモアナの新築コンドミニアムの購入方法

日本の新築マンションの購入と同様に、新築コンドミニアムをオリジナル価格で購入する場合、デベロッパーに購入申し込みをする形となります。

先行販売には、VIPや在住者、投資家と先行販売の優先時期が設けられているため、いい部屋ほど先に売れてしまう傾向にあります。

弊社のようにデベロッパーとコネクションがある不動産会社に購入を依頼しないと、高層階のオーシャンビューの部屋などは購入できないことになりますので、もし新築コンドミニアムを購入したいのであれば、現地のコネクションのある不動産会社を選ぶ必要があります。

アラモアナコンドミニアムの価格・相場感

アラモアナ地区のコンドミニアムは利便性が高く新築物件も多いため比較的高めです。

特に高級コンドミニアムが多いことから、2ベッドルームで$1,000,000はするものがほとんどです。

中でもハワイいちの高級コンドミニアムであるパークレーンにいたっては$10,000,000はするので、大手企業の社長や芸能人などの購入者が多いです（そのため下記の売却物件中間値もところどころ大きく振れています）。

ただし、カピオラニ通り側の物件に関しては、比較的アラモアナの中では低価格帯のお部屋もあるため、新築物件としてはお手頃感があります。

まとめ

アラモアナ地区のコンドミニアムについてご紹介しました。

アラモアナ地区は高級コンドミニアムから新築コンドミニアム、開発予定のコンドミニアムと注目されるコンドミニアムが多数揃っています。

どのコンドミニアムを購入するにしても、まずはどの運用方法を取るかによって選ぶべき物件が変わってきますので、まずは投資目的・運用方法を決定しましょう。

これから建設予定のコンドミニアムや新築のコンドミニアムを購入希望の方は、いち早く情報を得ていくことが重要となります。

少しでも興味がある場合は、情報を得ていくためにも現地の不動産会社に相談することが大切です。

弊社では無料のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。