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ハワイ住居用不動産、2022年出だしも好調!

ハワイ住居用不動産、2022年出だしも好調!

不動産会社Locationsのレポートによると、オアフ島のコンドミニアムの販売価格の中央値は1月に過去最高の51万ドルを記録し、前年の1月から13%上昇しました。

 

MLS(ハワイ不動産データシステム)のデータを基にした同レポートによると、2022年1月は560戸のコンドミニアムの売却が成約し、2021年1月に比べ41%増となっています。

 

一方、戸建て価格の中央値は1月に105万7500ドルに上昇し、前年同月比19%増です。

 

さらに、戸建ての59.8%、コンドミニアムの39.4%が希望価格を上回って売れ、残り在庫月数(新しいリスティングが出なかった場合、すべての既存リスティングが売れるまでにかかる月数)は1月にそれぞれ40%減少して0.9カ月、56%減少して1.6カ月となりました。

 

リスク管理担当上級副社長兼主席ブローカーのジョン・コネリー氏は、「先月の中古コンドミニアムの販売は、通常の1月よりもはるかに多かった」とコメントしています。

ワイキキ、アラモアナやカカアコでのコンドミニアムの販売が特に好調で、1年前の2倍以上の売れ行きだったと明かしました。

 

戸建て住宅の在庫は、過去2年間、空前の買い手需要があったこともあり、徐々に減少していることもあり、戸建てよりも数が多く、価格も手ごろなコンドミニアムやタウンホームを購入する人が多くなっているのも好調の要因の一つともコメントしました。

 

報告書によると、戸建て、コンドミニアムともに競争率は過去最高で、2022年も価格は上昇し続ける可能性が高いとのことです。

 

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また、アメリカ住宅ローン金利は今年前半は低水準で推移すると予想されていますが、1月には3年ぶりの高水準となる3.5%まで上昇し、2022年後半にはさらに上昇する可能性があるとLocationsは報告しています。

 

「住宅ローン金利の上昇は、極めて競争の激しい市場に対する圧力を緩和するのに役立つだろう。しかし、金利の上昇は購買力を抑制し、初めて住宅を購入する人にとっては、購入しやすい価格である物件を探さざるを得なくなり、より大きなハードルとなる。住宅価格が大流行前の水準に戻る可能性は低いので、住宅購入者は金利が4%以下で購買力があるうちに行動を起こすべきだ。」 と前述のジョン・コネリー氏はコメントしています。

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