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オアフ島の住宅用物件、引き続き好調

オアフ島の住宅用物件、引き続き好調

Honolulu Board of Realtors(ホノルル不動産協会)の月次報告によると、2021年11月にオアフ島で販売された一戸建て住宅の数は、コンドミニアムの販売数よりも低い結果となっています。

 

また、11月は戸建市場もコンドミニアム市場も共に2020年11月に比べて販売数は増加しましたが、コンドミニアムの販売数は407件に対して601件と、前年同月比で約48%増加したのに対し、一戸建ての販売数は338件に対して371件と、同時期に約10%の増加にとどまりました。

 

報告書の作成にMultiple Listing Serviceシステムから収集したデータを使用したBoard of Realtorsによると、2020年11月の物件の市場滞在日数の中央値がそれぞれ10日、16日であったのに対し、一戸建ては中央値11日、コンドミニアムは中央値9日と過去最小の日数で市場になりました。

 

さらに、先月は一戸建ての約61%、コンドミニアムの約42%が希望価格を超えて販売されています。

 

先月の住宅価格の中央値は、一戸建てが105万ドル、コンドミニアムが50万ドルと、2020年11月の中央値である87万ドル、42万ドルに比べてそれぞれ約20%、約19%の上昇となり、過去最高額に並んでいます。

 

11月の販売数の内訳を価格帯別に見ると、100万ドルから149万ドルの価格帯の一戸建て住宅は、前年11月の74件に対し、先月は127件、約72%の上昇が確認され、コンドミニアム市場においても、ほぼすべての価格帯で販売数がプラスに変化しました。

 

2021年における流れとしては、ここ数ヶ月で戸建市場もコンドミニアム市場も販売数は横ばいになってきており、ハワイ不動産に陰りが見え始めたように感じますが、前述の通り、2020年と比較した場合、引き続き好調であることがわかります。

 

ホリデーシーズンの観光客の増加などにより、オミクロン株による感染拡大が懸念されていたハワイですが、現在は感染者数が減少傾向にあります。

2022年、コロナ禍が続く可能性がありますが、今後のハワイ不動産がどのように好調をキープしていくか注目されています。

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