アラモアナの注目再開発プロジェクト①スカイ・アラ・モアナ
2022.12.12
ハワイで再開発プロジェクトというとカカアコのワードビレッジを思い浮かべる方が多いと思いますが、現在アラモアナ地区でも多くのプロジェクトが進行しています。ここでは一部プロジェクトの近況をお伝えします。まずは現在建設が進んでいる「スカイ・アラ・モアナ」です。
①スカイ・アラ・モアナ
ホノルルに拠点を置く不動産およびプライベート・エクイティ企業、JLキャピタルがホノルルで最初に手がける5億ドルのスカイ・アラ・モアナ。
これは「着工時の完成予定からすると順調」だと、JLキャピタルCEOTim Lee氏は10月にPBNに語っています。このプロジェクトの工事は2019年10月に始まりました。
アラモアナ交通指向開発地区の1388カピオラニ通りに位置するスカイ・アラ・モアナは、約1万6000平方フィートの商業スペース、474戸の住宅コンドミニアム、299戸のホテル・コンドテル、5万4000平方フィートのアメニティ階からなる複合施設です。このプロジェクトにはレストランとバーも含まれます。
JLキャピタルは、昨年末にスカイ・アラ・モアナ・ウェストの全389戸の販売を発表し、今年初めにはルネッサンス・ホノルル・ホテル&スパの上、スカイ・アラ・モアナ・イーストタワーの最上階に位置する112戸の住宅、ルネッサンス・レジデンス・ホノルルの販売を開始しました。
「スカイ・アラ・モアナは、アラモアナ地区にとって特別な存在になるでしょう」と、Lee氏は11月PBNに語っています。「このプロジェクトの住宅、店舗、ホテルの構成要素は、生活、仕事、遊びのライフスタイルの素晴らしい例となります。アラモアナショッピングセンターに近く、ホノルルで最も交通量の多い交差点に位置するこのプロジェクトは、地元の人々と観光客の両方にとっての目的地となる完璧な機会を提供します」 と述べています。
Lee氏は、具体的なことは話しませんでしたが、デベロッパーは、このプロジェクトの小売スペースについて、「有名な飲食業者」とのパートナーシップについて協議中であることを明らかにしました。
「JLキャピタルがアラモアナ地区に所有する用地の多くは、複合用途開発に非常に適しており、近隣の既存の住宅、オフィス、小売店の在庫を補完すると考えています。また、複合施設は、私たちのチームが創造力を発揮し、新しいコンセプトやアイデアを実現させることができる場所でもあります。」と彼は言います。
本プロジェクトは、2023年の第4四半期に完成する予定であると、開発業者が語っています。
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